今年行ったこと・来年すべきこと

今年

タブレット配置
ルール作成
全校モラル指導
個別モラル指導
パスワード変更

成功したこと 共用

高学年一人一台”分”にした。個別に一人一台配布でない。
共用物としてホテルの共用パソコンのように扱わせる
→ 雑な扱い無し 落下による故障無し 個別設定変更無し

中学年2クラスに保管庫1
低学年学年に保管庫1

共用のため、アカウントは常に削除 早めにドライブ保存を覚えさせる
→ どのパソコンでも安心して使用
  グループ学習でもどれを使ってももめない
  「俺のパソコンを…!」「私のパソコンが…!」というモノの所有の問題無し

成功したこと パスワード

パスワード変更 低学年・支援学級児童が覚えられない・英語小文字を知らない
→ 全部変更でなく一部変更、使用文字を限定で混乱なく実施

パスワード変更 高学年 手順不明
→ ワンクリックで変更ページにとばせて変更。
  アカウント削除を常にしているため、機器との同期の必要なし。

成功したこと ルール

昼休みは原則禁止 外遊びやクラス遊びがあるからね
学習のため以外の使用禁止 「それは学習のため?」と問えばいいからね
初めから禁止なら、負担は少ない。
自由にしてから禁止するほど、難しいことは無い。

Youtube見まくり、ゲームやりまくりの学校も多数ある中、
そうしたトラブルが校内で無かったことは良かった。

トラブル

家でChromebookを使う
→使い慣れないからアカウントを共用する→兄弟間でのトラブル
→対応:Chromebookの使用方法について該当家庭に説明

家で子供のアカウントを使う
→そのまま使い続ける→家族の検索履歴が子供の履歴に出てくるトラブル
→対応:家庭に危険性を注意喚起

ミライシード・オクリンク「白紙爆弾」
→白紙30枚カードを授業中に友達に送る→カード作成上限を超えて相手が操作不能になる
→検索機能で検索、事実を児童に見せて対応を迫る

ミライシード・オクリンク「回し手紙」
→落書きを授業中に送る
→検索機能で検索、事実を児童に見せて対応を迫る

失敗させてから考えさせる?というICT雑誌に載っている指導法

現場にそんな時間は無い。
黄金の3日間の大切さを知っている教師ならだれでも知っている。
いちど始めてしまったことを変更するほど大変なことは無い。
若手が皆経験する「自主性」を大切にしようとしてうまくいかない事例

配布タブレット内でのいじめ自殺事件が起きてからも同じ論調なのだろうか。


小学生は大人ではない。

大人のルールをやらせようとしていること自体が間違っている。
Googleアカウントだって13歳以上が使用の設定。
現状のルールは、10年後には変化しているだろうから、ほどほどに付き合っておけばよい


来年すべきこと

毎年すべきモラル指導のルーティン(3年期限・評価・変更機能つき)
初めてのパソコン使用時のルーティン(3年期限・評価・変更機能つき)
使用時には、これを見せる。
使用時には、これを約束させる。
トラブル時には、こうする。

校内SNS(classroom)ルールの仮大枠

学習しても何も手元に残らないPCに対して、
ノート板書、どうする?の大枠