みんなは知らない 5 GIGAスクールの裏で何があったか

クロムブックは、三回に分かれて配備された。

 R1 1回目 3学期、試験的に35台
 R2 2回目 2学期、200台程度
 R2 3回目 3学期、人数分

問題になったこと 各学校に任されたこと 校内の人数に足らない台数のパソコンを、どう使うか。

  1人一台として高学年に配布する
  2人1台として、中学年以上に配布する。
  貸出式にして、どの学年も使えるようにする。様々な方法が考えられた。
 
本校では、
 1回目の配備はパソコン室のパソコンとして扱った。
 2回目の配備は、
  高学年は一組に一組分(1人一台)
  中学年は二組に一組分(2人一台)
  低学年は学年一組分 (4から5人に1台)とした。
 3回目の配備は、
  全ての学級に一組分(1人一台)とした。

1,2,3回の納入時のパソコンは、違うパソコン

1回目2回目3回目と、配備されたパソコンは違うものであるので、1年生のところにあった2回目配備分のパソコンを、3回目には3・4階に運んだ。
こうすることで、
3・4階は初回配備のもの、2階は別のもの、1階は別のものとなるように、
階ごとにパソコンが違うようにした。

こうすることにより、番号が連番となるだけ無く、階が違うとPCが違うので、
点検の際、抜けがわかりやすくすることができた。

一人一台運用の、怖さ

エントロピー増大がおき、番号を連番に近づけることは難しくなっていく。

学年が上がったとき。クラス替えをしたとき。6年生が終わり1年生にずらすとき。
PCはどんどん連番からずれ、だれが持っているものか分からなくなっていく。

リース期間が違う問題

しかも、1回目、2回目、3回目とリース期間が違う。
リース期限が来たとき、あれはどこにあるか、と探すことが必ずおきる。

どう対処するのだろう。