中立

「想像力のスイッチを入れよう」 小学5年生 光村

事実と、意見とを区別するという話。

その報道は事実か、意見か

「ロシアが化学兵器を…という見方もあります」
「ロシアが核を…という意見もあります」
起きているかいないか確証のない事実のみの報道

「ロシアが一方的に……と報道しています、しかしアメリカの〇〇報道官は…」
ロシア発表記事の後のアメリカ側の否定意見

ウクライナが……と発表しました。」
ウクライナの発表を素直に発表


最近NHK報道の語尾が気になる。
いち意見で事実の報道ではない、片方の側の印象の引用、こんなに多かったか?と。

報道の在り方

製鉄所での戦闘終了 日本経済新聞
ロシア「マリウポリ制圧」静岡新聞
マリウポリ陥落 毎日新聞
マリウポリ 兵投降 籠城82日、反撃の時稼ぐ 中日新聞
マリウポリ製鉄所 陥落か 兵士退避を発表 読売新聞
製鉄所ウクライナ撤退命令 朝日新聞


「名誉ある撤退」のような肩入れ報道の雰囲気が伝わる。
ウクライナ寄りでなく、ロシア寄りでなく、中立でありたい。

死体は語らない

死体が多数見つかった としても、 抵抗して死んだのか無抵抗で殺されたのか、そこで何が起きたかはまるで分からない。


たくさんの一般市民が避難している、としても、人間の盾として囲い込んで使っているのか、たまたま逃げてきたのかは分からない。

そんな報道だらけ。

無力

そしてその報道に対して、一般市民は覆したり真実をみる術を持たない。
ツイッターやブログは泡沫であり全体の流れが突然覆ることは無い。


「恒常性バイアスを超える」というが、森の中から森の形は分からない。
疑い、自分で考える癖を、と言いながら、どれだけその力がついているか。




日本は、

大本営発表も経験しているし、
ソ連から攻められた経験もあるし
満州や中国へ防衛のために戦線を広げた経験もある。
ロシアの立場もウクライナの立場も分かる立ち位置のように思う。