年間指導計画を何のソフト・アプリで書くか

結局、年間指導計画を立てっぱなしで、
ろくに振り返りをしていないのがいけないのではないか。

振り返る時間が無いからそのまま。
作り直す時間が無いからそのまま。
作り直す時間が無いから一から作るときはエクセル?一太郎?ワード? 
操作して一枚に収まらない、半角ずれる、文字が切れる、罫線が書けないなど。
そんな時間はとてもないから大きな変更はあまりない。
しているはずだという体で動いてきたが、もう、無理なものは無理という時期だと思う。

これだけ作る 学校が作成する資料

作成する計画一覧表 文科省
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/10/18/1397079_06.pdf

年間計画に「単元名」が入っていれば、正確に言えば関わる多くのモノが書き換えになってしまう。膨大な手間。


これまで書き換えたのは、
 ・教科書改訂時
 ・一太郎終了時
 ・ワードからエクセルに移行してという要望があった時だったように思う。加えて、毎年手分けして誰かがやっている。

真似事の域?

個別の支援計画も年間指導計画も経営計画も、
民間のまねごとのように見える。
誰も資格を持っていないし、共通のアプリもない。


民間の貸し出し端末をどう管理しているか。
医療の患者カルテをどう管理しているか。
校内誰も知らない。
そしてすべてワードとエクセル一太郎で作り
紙でファイリングしている。
ほかの会社はどうなのか?
教員間では誰も知らない。


カリキュラムマネジメントはこうあるべき、
個別の支援計画は…といった概念の話を
校内1人が研修に行って学び
その考え方を校内で周知することは無理。
国語・算数・理科・社会・音楽・体育・道徳・図工・外国語・総合・キャリア・発達・情報・福祉・コミュニティスクール…それぞれ校内研修して周知するとして、どうしたら、と。動画を見ておいてくださいと15分動画を何本も送られても、いつ見るの、と。


実際、作る段階で困るのは、罫線が…文字が…表現が…半角が…データどこに保存するの…書きぶりは…?程度になってしまう。


発達支援学級なら、全学年全教科分を一人の担任が作ることになり、自立活動や生活単元も作成することになる。途方に暮れる。

改善するなら

医療の患者カルテの管理を個別の支援計画管理に生かす、
民間の経営計画を作成する人々に計画作成・評価を委託する
システムを外部から輸入する
教科書会社を指定した自治体単位で、ひな形を管理し利用できるようにする


なにかそんなことができないかなぁ…
教員が走り続けながら別のことに着手する前に次の年が来てしまう。

見つけたのは

光文
令和2年度年間指導計画作成に最適。「指導計画作成ソフト」 11月29日公開決定!|光文書院

フリーソフト(学校ではダウンロードできないだろうなぁ)
Vector: トップ / ダウンロード / Windows10/8/7/Vista/XP/2000/NT / ビジネス / 学校・教務


個人で使ってみるモノの、
みんなが分かる作成ソフト、次年度も使う人が分かるモノ、という選別を
かけられていくと、結局エクセルとワードが選ばれる。
仕事で便利!エクセル(Excel)ファイルを共有する全手順
共有作業も、できる人できない人で別れてしまう。
今からグーグルに乗り換えるのだって、きっと大変。
なんとかやってくしかない。

毎年全国の小学校で作成しているはずなのに

アプリもソフトも、小一時間ネットサーフィンしても全くヒットしない。


今年も ①教科書会社から単元計画をダウンロード
    ②エクセルに修正
    ③コピペで一つ一つ移すか、一つ一つちまちま打ち込む。

それが嫌なら 昨年のまんま一太郎やワードでできたもの持ってきて、
       手分けしてちまちま入力修正。


みんなどうやって作っているのか。謎。